ヘッダーイメージ
 
四つ葉

   
新体制のごあいさつ 
                       
     平成29年〜   事務局
 当会は設立10周年の節目を迎えました。この間に私達を取り巻く社会環境は変化し続け、札幌市や幾つかの自治体に関しては、小中学校に食物アレルギー対応マニュアルが作成・施行され、医療については新しい治療法の選択肢の広がりと共に医療機関が増加、また家庭にあってもインターネット環境の発達により、数多の情報に容易く接することができるようになりました。喜ばしい反面、保護者の皆さんは、学校とのやり取りに戸惑ったり、治療の時期や選択に迷ったりすることもあるかと思います。そのような時、是非とれふるの会員同士の繋がりを思い出して欲しいと思います。
 
 さて、当会は、平成28年度をもって代表が退任したことに伴い、平成29年度より「事務局」を設置しました。スタッフ一同、10年かけて丁寧に培い、社会的に認知されてきた“とれふる”の「仲間との交流」「社会への啓蒙」「行政への働きかけ」を維持し、まだまだ発展途上にあるアレルギーを取り巻く社会状況に関心を寄せていきたいと考えております。今後とも、「食物アレルギーの会 北海道 とれふる」を宜しくお願いいたします。

                                      

   
代表交代あいさつ 
                       
平成22年〜28年代表   山田 真弓
 「食物アレルギーの会北海道 とれふる」が、4年目を迎える今年度(平成22年)より、前任の伊藤代表に替わり、代表を務めさせていただくことになりました。

 設立より現在まで、様々な活動を通し、会員間の交流が深まっただけでなく、食物アレルギーの子どもに関わる多くの方々に出会うことが出来ました。
他団体で活躍されている先輩方、各行政機関の方々、栄養士、保育士、これから社会に出て行く学生など、その範囲は多岐に渡っています。


 今まで出会った多くの方に感謝し、設立時の想いを変わらずに受け継ぎ、食物アレルギーを持つ子どもとその家族が安心して豊かな生活が出来るよう、皆で協力し、前進していきたいと思います。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
                                      
  
  「食物アレルギーの会北海道とれふる」への想い
                             設立時代表  伊藤 雅子
 食物アレルギーの子どもは増加傾向にあると言われています。しかし、社会での食物アレルギーへの認識は低く、私たち当事者の想いとは違い、なかなか認めてもらえないで辛い経験をしている事が多いのではないか、と感じています。

 私は、食物アレルギーの子どもを育てている皆さんと様々な思いを共有し、食物アレルギーの子どもを取り巻く社会生活の現状を少しでも改善していきたいと考えています。

 食物アレルギーのある子どもを育てていると、とても大きな壁に何度もぶつかります。そして何度も悩みます。どうしていいのか分からなくて、辛い思いをしたり、とても孤独になったりします。それは食物アレルギーに対する周囲の環境が整っていないからだと思います。同じ境遇の人や、理解してくれる人が一人でもいると、心が少し楽になるのではないかと感じます。環境が整っていない中で、食物アレルギーの子どもを育てることは、大変なことがたくさんあります。そんな思いをしたことのある人は、多いのではないでしょうか。

 「食物アレルギーの会北海道 とれふる」では、食物アレルギーで悩み、孤独な思いをしている人や、辛い思いをしている人が、少しでも減ることを願っています。そんな思いもあり、会員募集地域を限定せずに北海道としました。名称に北海道が入っているのはそのためです。

 ここで、名称の由来に少し触れたいと思います。「とれふる」はクローバーのフランス語トレーフルを優しいイメージの、ひらがなにしました。幸福を呼ぶと言われている四葉のクローバーに私たちの子どもたちの将来が幸せであってほしいとの願いを掛けました。食物アレルギーがあっても幸せになってほしい。単純な願いです。この願いを叶えるために、私たちは力を合わせていきましょう。一度に多くのことはできませんが、まず仲間になることはできます。私たちは食物アレルギーの子どもを育てている同じ境遇の仲間として、お互いに助け合っていきましょう。決して独りではなく、共に学び、励まし、歩んでいく仲間となりたいと考えています。

 まだ会員数も少なく、やらなければならない課題もたくさんありますが、会員の協力を得ながら、一歩一歩着実に活動していきたいと思っています。そして、この会は、皆さんと一緒に作りあげていく会だと思っています。日頃の悩みや困ったことなどありましたら、会員同士助け合い、励ましあっていき、分からないことがあれば、皆さんで情報を交換したり、勉強会を開催したりしていきたいと思います。

 そして、食物アレルギーのある子どもとその家族の生活が少しでも改善されるよう、子どもたちの現在、そして将来のために、皆さんと共に社会に働きかけ、理解してもらえるように活動をしていきたいと思っています。一人より二人と、みんなで力を合わせれば、今までできなかったことができるようになるかもしれません。社会に認めてもらえるかもしれません。
会員の皆さんの協力をぜひお願いします。

 『食物アレルギーの会北海道 とれふる』は、食物アレルギーを持つ子どもとその家族に、幸福があふれるように訪れることを願っています。そして、この願いが、広く道民に、社会に、広がっていくことを願っています。
Page Top   Home
 Copyright(c) 2010 Hokkaido torefuru All Rights Reserved.